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端末の紛失対応を自動化する「Syncpit」、対応ビジネスチャットを拡大

 エムオーテックス株式会社は19日、端末の紛失対応業務を自動化するサービス「Syncpit」を強化すると発表した。自社のモバイルデバイス管理(MDM)製品「LanScope An」と、ビジネスチャット「Hangouts Chat」「Slack」との連携に対応したという。

 LanScope Anは、企業におけるスマートフォンやタブレット、PCの管理を行うことができる、クラウド型のスマートデバイス管理ツール。管理対象のデバイスにアプリをインストールすることで、端末のさまざまな情報を自動収集して管理することができる。

 また、紛失時のリモートロック/ワイプなど、通常のMDM機能に加え、アプリの稼働情報や位置情報、操作ログを取得することで、導入したスマートデバイスの活用状況を見える化できるとのこと。

 Syncpitは、このLanScope Anとビジネスチャットを連携させ、PCやスマートデバイスの紛失対応を自動化するサービス。例えば、端末を紛失したユーザーが、ビジネスチャットのトークルームで「PCをなくしました」「スマホをなくしました」といったメッセージを送ると、紛失した本人もしくは管理者が、紛失デバイスの最新位置情報や最新操作ログを確認した上で、端末のリモートロック/ワイプを実行できるようになるという。

 すでに、「Chatwork」「LINEWORKS」「Microsoft Teams」といったビジネスチャットとの連携に対応していたが、今回は新たに、Google Hangouts Chat、Slackとの連携に対応。ユーザーインターフェイスの選択肢を広げたことで、より多くの組織とユーザーに対し自動化ワークフローの提供を可能にしたとしている。

Slackの利用イメージ