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MOTEXのIT資産管理ツール「LANSCOPE クラウド版」、Splunkとの連携により業務実態やセキュリティリスクなどの可視化を支援

 エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は13日、IT資産の一元管理を支援するクラウドサービス「LANSCOPE クラウド版」において、データプラットフォーム「Splunk」と連携した新版をリリースしたと発表した。

 LANSCOPE クラウド版は、PCやスマートフォンを一元管理できるクラウドサービス。Windowsのアップデート管理や記録メディア制御、macOSのシステム利用制御など、PCのセキュリティ対策に必要な機能を提供するほか、Apple Business Manager、Android Enterpriseといったモバイル管理ツールとの連携に対応しており、高度なモバイル管理を行えるという。

 今回の新版では、LANSCOPE クラウド版で取得したPC操作ログをSplunkに転送し、従業員の働き方やセキュリティリスクの可視化を行えるようになった。

 また、アプリケーションの利用ログを活用した業務分析レポート、機密性の高い情報持ち出しの有無を把握できるレポートなどをSplunkのダッシュボードに表示できる「LANSCOPE App for Splunk」も、あわせて提供開始する。LANSCOPE App for Splunkを利用すると、利用企業側でレポートフォーマットを作成することなく、連携後すぐにLANSCOPEで取得した情報を可視化できるとのこと。

 例えば、USBメモリなどの記録メディア、印刷、Webサイトへのアップロードを介した情報の持ち出しを可視化する情報持ち出しの可視化レポートによって、コンプライアンスリスクを把握可能。また、時間帯別の業務を組織全体や部署別に可視化し、業務の可視化を支援する勤務実態レポートなどを用意している。

情報持ち出しレポート
勤務実態レポート(組織別レポート)