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AI-OCRサービス「DX Suite」、クラウド会計ソフトfreeeとのAPI連携に対応

 AI inside株式会社は4月30日、自社のAI-OCRソリューション「DX Suite」とfreee株式会社の会計クラウドサービス「クラウド会計ソフトfreee」(以下、会計freee)がAPI連携したと発表した。

 「DX Suite」は、独自開発の文字認識AIを搭載したAI-OCRサービス。従来のOCRでは読み取りが困難とされた手書き文字を高精度で読み取り可能にしており、従来は人手で行っていたデータ化作業の自動化を支援するという。

 今回の連携では、DX Suiteによって紙の請求書のデータを読み取り、新たに提供される請求書自動登録コネクタ「DX Suite × 会計freee連携」を介することで、その内容を会計freeeに自動登録可能になった。

 従来は、取引先から届いた請求書をスキャンしてからDX Suiteを起動し、AI-OCR処理を実行した後に、出力されたCSVファイルをRPA等を利用して会計freeeにインポートする必要があったが、今回の連携機能によって、利用者はDX Suiteを起動しなくとも、会計freee上から直接スキャンデータをインポートできるようになったとのこと。

 また、会計freeeの画面から、登録した請求書の画像と登録された内容の双方を確認でき、必要に応じて編集することも可能だ。さらに、さまざまなフォーマットの請求書に対応しているため、AI-OCRの帳票定義も不要としている。

 なお「DX Suite × 会計freee連携」は、freeeアプリストア上にて利用可能。利用にあたっては、会計freeeとDX Suiteそれぞれの契約が必要だが、双方のユーザーであれば追加費用は必要ないとのことだ。