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UiPath、AI-OCRソリューション「DX Suite」との連携開発キットを強化

読み取り結果に応じて後続の処理を変更可能に

 UiPath株式会社は6日、AI inside株式会社のAI-OCRソリューション「DX Suite」と、自社のRPA製品「UiPath」の連携を実現する開発キットとして、「AI-OCR workflow for AI inside - DX Suite」を提供すると発表した。マーケットプレイス「UiPath Go!」にて配布する。

 AI-OCR workflow for AI inside - DX Suiteは、1月に発表された「Connector for AI inside - DX Suite」の後継となる開発キット。UiPathのロボットから、API連携によってDX Suiteを自動化するためのワークフローと、それを使ったサンプルワークフローなどから構成されている。

 今回は新機能として、OCRジョブの検索機能やElastic Sorter機能にも対応した。このうち前者では、読み取り結果に応じて後続の処理を変更できるようになったため、より柔軟なワークフロー開発を行えるという。

 またElastic Sorter機能では、レイアウトの異なる複数ファイルの仕分け処理も自動化可能になった。仕分け処理を行った後にOCRの処理が行えるため、「複数種類のファイルを一度にアップロードし、仕分け処理を行い、OCR処理を行い、CSVファイルへ出力する」という流れを、1つのワークフローで実現することも可能としている。