AI insideの「DX Suite」とDropboxが連携、帳票のデータ化をクラウドストレージ内で自動完結可能に

　AI inside株式会社は6日、株式会社ストラテジットが開発・提供するアプリ「Dropbox to DX Suite」により、オンラインストレージサービス「Dropbox」とAI insideのデジタルデータ化アプリケーション「DX Suite」が連携したと発表した。これにより、クラウドストレージ内に保存された帳票のデジタルデータ化を自動完結できるという。

　DX Suiteは、独自開発の文字認識AIを搭載したAI-OCRサービス。活字だけでなく、従来のOCRでは読み取りが困難とされた手書き文字についても高精度で読み取れるため、従来は人手で行っていたデータ化作業の自動化を支援できるとした。

　今回の連携では、Dropboxの所定フォルダに帳票ファイルをアップロードすると、AI-OCRが自動的にアップロードされた帳票を読み取り、さらに読み取ったデータをCSVファイル形式で、Dropbox内の所定のフォルダに自動保存してくれるようになる。また読み取りが完了した帳票ファイルは、自動的に「連携済み」フォルダに移動されるとのこと。

　対応する帳票ファイルは、PDF／JPG／PNGの各形式。

　なお、連携機能はストラテジットが運用するアプリストア「SaaStainer」より追加でき、料金は月額1万1000円（税込）。