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システムインテグレータ、EDB 13に対応したデータベース開発支援ツール「SI Object Browser for Postgres 21」

 株式会社システムインテグレータは19日、PostgreSQL、およびEnterpriseDB社の「EDB 13」に対応したデータベース開発支援ツール「SI Object Browser for Postgres 21」を、4月23日より提供開始すると発表した。販売代理店の株式会社アシストを通じて同日より販売開始する。

 SI Object Browserは、テーブルの閲覧、SQLの編集/実行や各種オブジェクト作成、ストアドプログラムのデバッグ、Excel形式でのテーブル定義書の出力など、さまざまな作業をGUI上で実行できるデータベース開発ツール。

 その最新版となるSI Object Browser 21は、すでにOracle Database版が発表されていたが、今回はPostgreSQLと、PostgreSQLをベースに機能強化した商用製品のEDB向けにも提供開始される。システムインテグレータとアシストでは、EDBの最新版「EDB 13」に対応したSI Object Browser for Postgres 21により、EDBを採用した場合の開発生産性をOracle Database版と同様に向上させるとアピールしている。

 なお、アシストにおけるEDBビジネスは年々拡大しており、EDBは今後もシェアの拡大が予想されることから、今後も常に最新版に対応した製品を提供していく方針だ。

 価格例(税別)は、1クライアントライセンスが4万6500円、5クライアントライセンスが11万8500円、10クライアントライセンスが16万6500円など。別途、有償の保守契約(2年間)も提供される。

 またアシストでは、自社からEDBのサブスクリプションを購入した企業に対し、SI Object Browser for Postgres 21のクライアントライセンスを無償で提供するとのこと。これにより、EDBによるシステム構築の負荷軽減/工数削減に貢献し、顧客企業における複数データベースの、適材適所での有効活用を支援するとしている。