システムインテグレータのDB開発支援ツール「SI Object Browser for Oracle 23.1」、SQLを自動整形する機能を追加

　株式会社システムインテグレータは、データベース開発ツール「SI Object Browser for Oracle」の新版「同 23.1」を、7月31日より提供開始すると発表した。

　SI Object Browserシリーズは、主要データベースの機能をオールインワンでサポートしたデータベース開発ツール。テーブルの閲覧、SQLの編集/実行や各種オブジェクト作成、ストアドプログラムのデバッグ、Excel形式でのテーブル定義書の出力などをGUI上で簡単に実行できる。

　今回はそのOracle Database向けであるSI Object Browser for Oracleにおいて、OpenAIが開発するChatGPT APIを利用し、SQLを自動整形する機能を追加した新版を提供する。

　SQL整形とは、作成したSQLに対し、インデントの挿入や大文字・小文字の変換等を行い、処理内容をわかりやすくする作業で、特にアプリケーションに組み込むSQLでは、保守性の観点からSQL整形を行うが、手作業では時間がかかってしまうという。しかし新機能を利用すると、製品画面よりChatGPT APIを利用したSQLの自動整形を実行でき、整形作業が大幅に効率化されるとした。