システムインテグレータ、DB開発ツール「SI Object Browser for PostgreSQL」の新版を提供

　株式会社システムインテグレータは6日、データベース開発ツールの最新バージョン「SI Object Browser for Postgres 23」を7月13日にリリースすると発表した。同製品の販売代理店を務める株式会社アシストが、7月13日に製品を販売開始する。

　SI Object Browserは、テーブルの閲覧、SQLの編集/実行や各種オブジェクト作成、ストアドプログラムのデバッグ、Excel形式でのテーブル定義書の出力などをGUI上で簡単に実行できるデータベース開発ツール。

　最新バージョンでは、PostgreSQL、EDB Postgres Advanced Server、Amazon RDS for PostgreSQLの、それぞれ最新メジャーバージョンであるバージョン15と、Amazon Aurora PostgreSQL 14に動作対応した。

　また、ランダムなデータを自動生成する「データ生成ツール」で、パフォーマンス改善を実施。例として、ローカルのデータベースに1万件のデータを作る場合に、これまで数十秒かかっていたものが数秒で生成可能となる。

　このほか、テーブル画面のデータタブで、IDなどを一意に識別するためのデータ型である「UUID型」のデータ表示に正式対応。ユーザー管理画面の表示パフォーマンス改善や、SQL実行画面の実行履歴数のデフォルト値を32から200に増加するなどの改善を行っている。