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クラウド型業務支援サービス「TeamSpirit EX July’22」、従業員の中抜け理由を把握できる休憩管理機能などを追加

 株式会社チームスピリットは27日、クラウド型業務支援サービス「TeamSpirit」の新バージョン「TeamSpirit EX July’22」を提供開始した。

 新バージョンでは、勤怠管理機能について、業務中の中抜け理由をマネージャーが把握しやすくなる休憩管理機能を追加した。働き方の多様化に伴い、役所手続きや通院、子育て・介護等に関する中抜けなどを認める企業が増えており、そうした中抜けの背景を定量的に把握できることで、マネージャーは従業員それぞれの事情に合わせた働きやすい環境づくりを行うためのデータを自動的に入手でき、従業員一人ひとりのウェルビーイング向上の支援を行いやすくなるとしている。

 経費精算機能では、入力に要する時間を削減させる経費精算入力画面の改善を実施。これまでは、明細を1件ずつ作成する操作だったものを、一覧表上に直接入力できる仕様に変更したことで、複数の明細を一気に作成することが可能となった。これらにより、従業員の経費精算に関する作業工数を削減する。また、1つの申請明細上に複数枚の画像やファイルを添付できる機能も追加。従来は1枚の画像にまとめる必要があった領収書データや証跡としての補足資料などを、複数の画像ファイルに分割して添付・申請することが可能になった。

 勤怠機能では、月半ばでの異動にも対応できる、月中勤務体系の変更機能を追加した。従来、月単位で切り替えを行っていた勤務体系(当人の勤怠・給与計算のベースとなる各種労働時間制の基礎設定)が、常時変更可能になり、月の半ばに人事異動が発生する場合でも、計画的かつスムーズに勤務体系の切り替えを実施できる。