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ワークスHI、統合人事システム「COMPANY」とServiceNowとのアカウント連携機能を提供

 株式会社Works Human Intelligence(以下、ワークスHI)は22日、ServiceNowが提供するデジタルワークフローソリューションと、ワークスHIが提供するID管理システム「COMPANY Identity Management(以下、CIM)」の標準連携機能を、日本版の「ServiceNow Store」で提供開始した。

 CIMは、社内システムのアカウント発行や、その権限管理を行うためのシステム。日本の複雑な人事運用/ID管理運用を加味して開発されており、人事システムに登録されている人事情報を取り込み、人事情報を基にしたアカウント作成や権限の管理を自動で実行することで、効率的かつ正確にID管理を行える。

 今回、標準機能として、ServiceNowソリューションとのアカウント連携に対応。これにより、ServiceNowソリューションのアカウント・権限情報を、COMPANYの人事データベース情報を基に管理でき、ServiceNowソリューションのアカウント・権限の追加や削除などの作業をCIM上で行うことで、作業の自動化とオペレーションミスの防止を実現する。機能は、日本版のServiceNow Storeからアプリをダウンロードすることで利用できる。

 CIMでは、ServiceNowソリューションのアカウントや権限を「誰が」「いつから」「いつまで」保持するべきかを管理できるため、「退職者がログインできてしまった」「別部門に異動したのに管理者権限が付いたままだった」といったセキュリティ事故を防げると説明。これにより、認証後における各アプリケーション内の利用機能の許可状態までシステム管理ができ、より強固なセキュリティが実現できるとしている。

CIMとServiceNowソリューションの連携イメージ