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WHIが学習基盤「COMPANY Learning Platform」を提供、従業員の自律的な学習と企業の戦略的な研修を支援

 株式会社Works Human Intelligence(以下、WHI)は23日、従業員の自律的な学習と企業の戦略的な研修の両立を可能とする学習プラットフォーム「COMPANY Learning Platform」を提供開始したと発表した。同社の統合人事システム「COMPANYシリーズ」とあわせて活用することで、人的資本に関わる課題の分析から後継者・ポジション・スキル・キャリア管理、育成・配置まで、統合的な人的資本マネジメントが実現可能になるという。

 COMPANY Learning Platformは、従業員の自律的な学習と企業の戦略的な研修の両立を可能とする学習プラットフォーム。

 自律的な学習支援に向けては、株式会社グロービスの定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」や、株式会社ベネッセコーポレーションの定額制オンライン動画学習サービス「Udemy Business」などと連携することで(別途契約が必要)、多様な学習コンテンツを提供でき、従業員が自律的な学習を継続するための支援を行えるという。

 また、興味のあるジャンルや過去の受講履歴に基づき、関連性の高い学習コンテンツをAIがリコメンドする仕組みを搭載。学習を続ければ続けるほど、AIがより従業員の学習傾向に則したコンテンツを提供し、従業員が目指すキャリアプランの実現を支援するとした。

 さらに、ほかの従業員が勧める学習コンテンツを参考できることに加え、学習の達成状況に応じてポイントやバッチを取得できる機能により、モチベーション維持を支援するとしている。

 一方、企業・組織としての学習支援としては、学習管理者やマネージャーが、企業の人材育成計画に基づき、従業員の属性や状況に最適な研修プログラムの割り当てを行うための機能を提供する。

 具体的には、従業員の所属や役職・職位等の情報から受講対象者を抽出し、対象従業員への研修プログラムの割り当てを一括で実施可能。異動や昇格等の人事情報の変更があった際も、COMPANYシリーズと連携することで、リアルタイムに情報が反映されるという。

 なお、条件に基づく機械的な割り当てだけではなく、マネージャーが部下に対して必要な研修プログラムを個別に割り当てることも可能。割り当てた研修プログラムの受講状況を管理でき、期日を超過した場合には自動でアラートを表示する機能も備えた。

 今後は、従業員の教育研修履歴を人員配置や後継者育成等に活用するための、COMPANYシリーズ間連携をより強化する予定としている。