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ワークスアプリケーションズのワークフローサービスがSlackと連携、レポート機能の強化も実施

 株式会社ワークスアプリケーションズは、SlackとのAPI連携機能などを搭載した「HUE ワークフロー」の新版を、3月7日にリリースすると発表した。

 HUE ワークフローは、ノーコードで導入可能なオンライン申請・承認サービス。スプレッドシート形式の申請フォームを採用しているため、使い慣れた操作感で設定できるほか、ドラッグ&ドロップ作業で直感的にワークフローを設計可能なことから、現場部門でも簡単に導入・運用できるという。

 このHUE ワークフローでは、さまざまなコミュニケーションツールとの連携を行っているが、新版では、ビジネスチャットツールとして高いシェアを持つSlackとのAPI連携を開始した。承認依頼や承認完了通知、ワークフローシステム上でのコメントのメンションなど、従来はメールで通知していた内容をSlackにも通知できるようになったほか、通知内のリンクから該当の申請書に直接アクセスできるので、迅速に承認や確認を行え、申請から最終承認までの時間短縮も見込めるとした。

 また基本機能として、申請データを利用したレポーティング機能を備えており、テンプレート設定で、複数申請を組み合わせた集計や、特定の部門・期間で区切った集計などを自由に作成できる。今回のバージョンアップでは、同機能において複合グラフが作成可能となった。これにより、複数の情報を1つのグラフで可視化できるので、分析の幅が広がるとのこと。

 なおワークスアプリケーションズでは、今後も、情報のデータベース化とデータの分析・活用を促進させる機能拡充や、利便性向上のための他社製品サービスとの連携強化を計画している。

レポーティング機能の画面イメージ