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テラスカイのクラウドグループウェア「mitoco」、カレンダーやワークフローなどを強化

 株式会社テラスカイは6日、Salesforceと連携するクラウド型グループウェア「mitoco(ミトコ)」において、新版「同 V12.0」を提供すると発表した。カレンダーの機能が拡充され、Salesforceのホーム画面から素早く予定作成できるようになるなど、予定の確認や作成を行いやすくしているという。

 mitocoは、Salesforceとの連携を意識して作られたクラウド型グループウェア。顧客情報を管理するSalesforceとグループウェアを統合し、ひとつのプラットフォーム上でビジネスに関するさまざまなコミュニケーションを統合できるため、情報の一元化を実現するという。

 新版では、ホーム画面に配置可能なカレンダーのコンポーネントに、予定の作成機能を追加した。従来は自分の予定の閲覧のみを行えたが、作成を可能にすることで、ホーム画面から画面を遷移せず、素早く予定を作成できるようになっている。

 また、週の予定を確認するカレンダーの週表示において縦軸の表示形式が追加され、縦・横の表示形式をユーザー自身が選択できるようになった。縦表示では行に時間軸が表示され、メンバーの空き時間を確認しやすいため、週の中で予定が合う時間帯を調べたいときに便利とのこと。

メンバーの空き時間を確認しやすい縦画面表示(行に時間軸が表示される)

 さらにワークフローでは、より細かく、用途ごとに申請フォームを使い分けられるよう、データテーブル(オブジェクト)の上限を5つに増やした。従来は利用できるオブジェクトがひとつだったため、申請フォームの数が増えると項目が足りなくなる場合があったものの、申請オブジェクトの追加に伴い、用途ごとにオブジェクトを使い分け、多数の申請フォームを設定・運用できるようになるとしている。