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テラスカイがグループウェア「mitoco V18.0」を提供、カレンダーやワークフローを中心に機能を強化・改善

 株式会社テラスカイは9月30日、Salesforceと連携するグループウェア「mitoco(ミトコ)」において、カレンダーやワークフローを中心に機能追加・改善を行った新版「同 V18.0」を提供開始すると発表した。

 mitocoは、Salesforceとの連携を意識して作られたクラウド型グループウェア。顧客情報を管理するSalesforceとグループウェアを統合し、1つのプラットフォーム上でビジネスに関するさまざまなコミュニケーションを統合できるため、情報の一元化を実現するという。

 今回の新版では、まずワークフローにおいて、申請時や承認時に承認プロセスを編集可能なステップの場合、承認プロセス作成時に、回覧者の初期値を設定できるようにした。よく回覧されるユーザーを初期値として設定しておくことにより、申請時や承認時における、回覧者の設定間違いや手間を減らせるようになるとのこと。

 また従来は、ワークフロールールを利用した設定を行うことで、承認依頼などのメール通知を行っていたが、新たにSalesforceのフローを使ったメール通知設定に対応している。

 カレンダーでは、LEX標準で作成した繰り返し予定の場合、これまではmitocoカレンダーから予定の詳細を表示できなかったが、これからは予定の詳細が表示できるようになり、さらに参加・不参加登録もできるようになった。

 このほか、予定作成時・更新時の通知のON/OFF設定を追加しており、これまでは例えば、件名の誤字を修正しただけの場合などにも通知が行われてしまっていたが、新版ではそうした場合に通知を切ることができる。