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テラスカイのクラウドグループウェア「mitoco V11.0」、取引先や商談とひも付いたスケジュールを容易に作成

 株式会社テラスカイは2日、Salesforceと連携するクラウド型グループウェア「mitoco(ミトコ)」の新版として、「同 V11.0」を提供開始すると発表した。

 mitocoは、Salesforceとの連携を意識して作られたクラウド型グループウェア。顧客情報を管理するSalesforceとグループウェアを統合し、1つのプラットフォーム上でビジネスに関するさまざまなコミュニケーションを統合できるため、情報の一元化を実現するという。

 今回の新版では、Salesforceと連携するmitocoの特長を生かし、新しいmitocoコンポーネントをカレンダーに追加。取引先や商談のレコード一覧から選択したデータをカレンダー上にドロップすることで、そのデータとひも付いた予定を作成できるようにした。これにより、ひんぱんに顧客訪問を計画する営業担当者や、ディスパッチ業務担当者などのスケジュール作成を効率化するという。また、1つの予定に対して最大50件の取引先責任者を関連付け可能にしている。

 またワークフロー機能では、承認者が承認プロセスを編集可能な場合に、「次ステップ以降のステップを空ステップにする/しない」「次ステップ以降のステップの承認者や承認条件」を設定可能にした。そのほか、取り戻し条件と取り消し条件の緩和、否認処理の改善など、状況に応じた柔軟な承認フローを実現する機能追加を行っており、これらの変更により、次の承認者が不在の時でもスムーズに決裁を進められるようにしているとのこと。

 加えて今回は、モバイルカレンダー(iOS版)において、デスクトップ版で好評な「予定の調整機能」を利用可能としており、メンバーが空いている時間の確認、予定作成を容易に行えるようになったとのことだ。