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テラスカイのグループウェア「mitoco V8.0」、カレンダーやワークフローなどの機能を改善

 株式会社テラスカイは、クラウド型グループウェア「mitoco(ミトコ)」の新版「同 V8.0」を5月14日より提供すると発表した。

 mitocoは、Salesforceとの連携を意識して作られたクラウド型グループウェア。顧客情報を管理するSalesforceとグループウェアを統合し、1つのプラットフォーム上でビジネスに関するさまざまなコミュニケーションを統合できるため、情報の一元化を実現するという。

 今回の新版では、まずカレンダー機能において、予定を割り当てるユーザーや時間の変更を、マウスのドラッグ&ドロップで簡単に行えるようにした。対象の予定をクリックし、変更先ユーザーのレーンや任意の時間にドロップするだけで変更できるので、フィールドサービスにおけるディスパッチ業務など、スタッフの割り当てを行う業務において大幅な業務効率化を実現するという。

 また、1カ月間のスケジュールを俯瞰(ふかん)で把握したい場合に便利なビュー画面「私の月表示」を拡張し、他ユーザーの月間スケジュールを表示可能にした。

カレンダー機能の操作性を改善
他ユーザーを指定した「私の月表示」カレンダー画面

 ワークフロー機能においては、企業ごとのニーズにあわせ、より柔軟な権限設定に対応している。例えば、申請情報を編集制限するロック機能の実行タイミングを、申請時だけでなく最終承認時も選べるようにしたほか、任意のタイミングで申請データの参照権を追加できるように改善しているとのこと。

 このほか、トーク機能における未読マークの仕様を変更し、自分宛のメンション数を表示可能にしたり、掲示板機能の「掲載期間終了日」項目を任意入力に変更し、掲示を投稿する際に掲載期間の終了日が未入力でも投稿可能にしたりするなど、さまざまな機能改善も行われている。