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GMOクラウドの電子契約サービス「GMO電子印鑑Agree」、携帯電話のSMSで署名依頼を行える機能を提供

 GMOクラウド株式会社は、電子契約サービス「GMO電子印鑑Agree」を機能強化し、契約相手に電子文書への署名依頼を送信する際に、メールに代わって携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)を利用可能にすると発表した。有償オプション「SMS送信機能」として、同日より提供を開始する。

 「GMO電子印鑑Agree」は、契約の締結から管理までをワンストップで行えるクラウド型電子契約サービス。企業間取引(B2B)はもちろん、個人を対象とした契約・取引(B2C)でも利用できるという。

 このサービスでは、電子契約を締結する際に用いられる本人認証の仕組みの1つとして、契約相手のメールアドレスに電子文書への署名依頼を送信することで認証する「メール認証」を利用できる。しかし、サービス申込書や同意書への署名依頼や雇用契約書など、個人を契約相手とする場合、相手の電話番号は把握しているもののメールアドレスを把握していなかったり、メールアドレスの変更や間違いで届かなかったりするケースが少なくないという。

 そこで今回は、SMSを用いて署名依頼を行える「SMS送信機能」をオプションとして利用できるようにした。これにより「GMO電子印鑑Agree」を利用している企業・事業者は、契約相手個人の携帯電話の番号を把握していれば、SMS送信機能を使用して署名依頼を送信できるようになる。SMSの送信先となる電話番号は、メールアドレスよりも変更される可能性が低く、かつ所有していないケースも少ないことから、B2Cの取引において最適とのことだ。もちろん、B2Bの取引でも利用できる。

 なお「SMS送信機能」は、「GMO電子印鑑Agree」の契約印プラン、または実印&契約印プランのユーザーが利用可能。価格(税別)は、1通信あたり30円で、別途、初期費用10万円、月額費用3万円がかかる。

 またGMOクラウドでは、期間中に同機能を申し込みした場合、初期費用を無料にするキャンペーンを実施する。期間は10月26日18時まで。