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電子契約サービス「GMO電子印鑑Agree」と契約書管理システム「Marshall」が連携、契約書情報を検索可能なDBとして保存

 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)と株式会社LegalForceは2日、GMOグローバルサイン・HDのクラウド型電子契約サービス「GMO電子印鑑Agree」と、LegalForceがオープンベータ版として提供しているクラウド型契約書管理システム「Marshall」のサービス連携を開始したと発表した。

 GMOグローバルサイン・HDとLegalForceでは、ビジネスにおける契約書作成から契約の締結・管理までの業務を一気通貫で行えるよう、2020年8月から、「GMO電子印鑑Agree」とクラウド型契約書レビュー支援ソフトウェア「LegalForce」のサービス連携を行ってきた。

 今回はさらに、企業の法務担当者の業務効率化支援を強化するべく、「GMO電子印鑑Agree」と、締結版の契約書を必要な時にすぐに確認できるクラウド契約書管理システム「Marshall」の連携を開始することになったという。

 この連携により、「GMO電子印鑑Agree」で契約締結が完了した電子文書に記載されている契約書情報(契約締結日、取引先名、契約開始日・終了日など)は、「Marshall」上でAIによって自動的に読み取られ、検索可能なデータベースとして保存されるようになる。

 このデータベースは、契約書情報や契約書の文中に記載されているキーワードにて検索可能なため、これまでは企業の法務担当者が、契約の締結が完了した文書を管理するために手作業で行っていた、Excel等への情報入力作業が不要になるとのこと。さらに、契約書の整理や必要な契約書を探す手間もなくなるとしている。

 なお、この連携サービスを利用するには、「GMO電子印鑑Agree」の「契約印プラン」もしくは「実印&契約印プラン」、ならびに「Marshall」への申し込みが必要となる。