IDaaS「トラスト・ログイン byGMO」、電子契約サービス「GMO電子印鑑Agree」とのID連携に対応

　GMOグローバルサイン株式会社は24日、企業向けシングルサインオン（SSO）サービス「トラスト・ログイン byGMO」（以下、トラスト・ログイン）において、GMOクラウドの電子契約サービス「GMO電子印鑑Agree」とのID連携に対応したと発表した。

　「トラスト・ログイン」は、1つのID・パスワードで複数サービスへのログインを可能にするSSO機能をはじめ、ID管理やログレポートといった機能を備えた、企業向けのクラウド型ID管理サービス（IDaaS）。一方の「GMO電子印鑑Agree」は、契約の締結から管理までをクラウド上で実現する電子契約サービスである。

　両サービスはすでに連携しており、「トラスト・ログイン」を利用することで、「GMO電子印鑑Agree」へのSSOによるログインや多要素認証（二段階認証）を可能にしているが、今回は新たにオプションサービスの「ID連携」に対応した。

　「ID連携」では、Active Directory（AD）やLDAP Managerといった社内ディレクトリサービスとの連携を可能にしており、それらのディレクトリサービス上で従業員情報（ユーザー情報）の登録・更新、権限設定などが行われると、「トラスト・ログイン」を介して「ID連携」対応サービスにもそれを自動で反映させることができる。

　今回、「GMO電子印鑑Agree」が「ID連携」の対象となったことで、ユーザーアカウントの作成や編集、SSOによるログイン停止、文書閲覧範囲の変更などが、社内ディレクトリサービスから行えるようになり、より安全かつ簡単に「GMO電子印鑑Agree」を導入・運用可能になったとのこと。