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富士ゼロックス、「DocuWorks」とアドビの電子サインを連携させ契約業務プロセスの効率化を支援

 富士ゼロックス株式会社は8日、ドキュメントハンドリングソフトウェア「DocuWorks」とアドビ株式会社のクラウド型電子サインサービス「Adobe Sign」を連携させ、「オフィスあんしん クラウドコネクター for Adobe Sign」として販売開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 「オフィスあんしん クラウドコネクター for Adobe Sign」は、契約業務で発生する紙帳票の電子化により、従来の契約書作成・回付・承認フローは変えずに、一連の業務をPC上で完結できるサービス。電子文書を紙のように扱えるDocuWorksの電子印鑑・トレイ機能と、Adobe Signの電子サインサービスにより、社内での契約書の作成・回付・承認から社外との合意取り交わしまでを、DocuWorks Desk上でシームレスに行えるようにする。

 あわせて、契約書の格納先として富士ゼロックスのクラウドストレージサービス「Working Folder」を利用すれば、契約業務に関連する電子文書を一元管理できるため、社内外問わず、いつでもどこでも関連文書の閲覧・共有が可能とした。

 加えて、サービスの導入により、契約書の印刷や郵送、ファイリングといった処理が不要となることから、数日から2週間程度かかっていた、従来の契約業務のリードタイムを約80%短縮可能なほか、印刷費や郵送費などのコストを約40%削減できるとのこと。さらには、電子サインによる書類の信ぴょう性の向上、改ざんリスクの低減、コンプライアンス強化にもつなげられるとアピールしている。

 また富士ゼロックスでは、社内外問わずどこからでも利用可能な特長を生かし、テレワーク環境下での顧客の契約業務プロセス効率化を推進するとのことだ。

DocuWorksとAdobe Sign、Working Folderを活用した契約業務フロー