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アドビ、電子サインソリューション「Adobe Sign」が富士ゼロックスの文書管理システムに対応

 アドビシステムズ株式会社(以下、アドビ)は22日 、Adobe Document Cloudのクラウド型電子サインサービス「Adobe Sign」が、富士ゼロックス株式会社の文書管理システム「Apeos PEMaster Evidence Manager/ArcSuite Engineering」および「DocuShare」に対応したと発表した。

 ソリューションは、Adobe Signを利用して電子署名を行った書類を、富士ゼロックスの文書管理システムと連携させるもので、これにより紙での捺印受領行為により発生していたリードタイムを大幅に短縮するとともに、証憑類の保管、検索工数の低減を図るもの。

 通常、郵送準備・郵送・先方からのサイン済み書類郵送・受領後の確認と2週間程度かかっていたサイン業務を、電子サインソリューションを導入することで1日に短縮。また、これまでかかっていた郵送代・印紙代が不要となり、コスト削減に寄与するとしている。

 企業は、自社と取引先を横断した注文書や請求書など帳票作成、署名および保管といった文書管理プロセスを、すべてデジタルでシームレスに完結することができるようになる。また、処理済みの書類は、Apeos PEMaster Evidence ManagerやDocuShareなどの文書管理システムにおいて統合管理され、適切な検索項目の設定により電子帳簿保存法にも対応しする。

 さらに、RPAを活用することで、Adobe Signを通じて署名された書類データが文書管理システムに自動登録が可能となり、さらなる業務効率化を実現するとしている。