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富士フイルムビジネスイノベーション、文書管理ソフトを月額サービスで提供する「DocuWorks サブスクリプション Suite」

 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(旧社名:富士ゼロックス株式会社)は23日、オフィス文書を有効活用する「DocuWorks」シリーズの各種ソフトをパッケージ化した、「DocuWorks サブスクリプション Suite」の提供を開始すると発表した。

 DocuWorks サブスクリプション Suiteは、ドキュメントハンドリングソフト「DocuWorks 9.1」「DocuWorks トレイ 2」「DocuWorks Cloud Connect」「DocuWorks 文書情報エントリー 2」を、月額料金のサブスクリプション型で提供するサービス。価格は、1ユーザー版が月額1400円(税別)から。

 これまで売り切り方式で提供していたソフトを、月額のサブスクリプション形式で提供することで、顧客は初期投資無しで業務の効率化を進められる。さらに、1ユーザーあたり5台までのPCを利用できるため、オフィスだけでなく自宅など働くシーンに合わせて業務が行えるため、テレワークなどの多様な働き方を支援するとしている。

 DocuWorks 9.1は、PC上で紙を扱うような操作性を実現するソフトで、Microsoft Office文書やPDF文書をはじめとするさまざまなフォーマットの電子文書を、紙文書のように、束ね・ばらし・注釈づけ・並べ替えなどを直感的な操作で行える。

 DocuWorks トレイ 2は、オフィスのデスクにある文書受け渡し用のトレイを、PC上で電子のトレイとして提供するソフト。物理的なトレイに紙を格納するように、PC上でのドラッグ&ドロップ操作で電子文書の授受が行える。また、トレイ上に紙の量が視覚的に見えるため、文書の有無が確認できる。

 DocuWorks Cloud Connectは、DocuWorks 9.1をクラウドストレージ(Box/OneDrive/Google Drive/Dropbox)と連携させるソフト。さまざまなクラウドストレージ上の文書をDocuWorks 9.1上で表示でき、複数の文書をまとめてアップロード/ダウンロードすることを可能にする。

 DocuWorks 文書情報エントリー 2は、スキャンやファクス受信による電子文書へのファイル名付与、属性付与の作業を効率化するソフト。マウスで指定した領域をOCRで読み取り、ファイル名やファイル属性として付与できる。