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東陽テクニカ、ネットワークテスター「VIAVI TestCenter」で実環境に近いAIトラフィックをテストできる追加機能を提供

 株式会社東陽テクニカは6日、取り扱い製品である米VIAVI Solutions製ネットワークパフォーマンステスター「VIAVI TestCenter」シリーズの追加機能として、「Ultra Ethernet Transport(UET)検証ソリューション」を提供開始した。

 同ソリューションは、AIファブリック向けUltra Ethernet Transport(UET)の検証を支援する機能。GPUを使用することなく、実環境に近いAIワークロードトラフィックを大規模にエミュレーションし、ハイパースケーラー、クラウド/ネオクラウド事業者、ネットワーク機器メーカーにおける次世代AIデータセンターネットワークの開発・評価の効率化を実現する。

「VIAVI TestCenter」シリーズの一つ「VIAVI TestCenter D2 1.6Tアプライアンス」

 生成AIやLLMの普及に伴い、AIデータセンターでは大規模GPUクラスタを接続する高性能・低遅延なネットワーク基盤への需要が高まっている。近年、Ultra Ethernet Consortium(UEC)が策定する「Ultra Ethernet Stack」がAIおよびHPC向け通信基盤として注目され、マルチベンダー環境での相互接続と大規模スケーラビリティの実現が期待されている。

 一方で、AIクラスタの大規模化に伴い、実際のGPUを大量に利用したネットワーク検証はコストや設備面で大きな負担となっている。また、AIワークロード特有の輻輳(ふくそう)制御や負荷分散機能を事前に十分検証することが、安定したAIサービスを提供するために重要となっている。

 UET検証ソリューションは、Ultra Ethernet Stackで採用されるUETプロトコルのトランスポート層を高精度にエミュレーションし、実環境に近いステートフルなAIトラフィックを再現する。GPUを利用せずに大規模なAIワークロードをエミュレーションできるため、低コストかつ効率的なネットワーク検証を実現する。

 東陽テクニカは、同ソリューションの提供を通じて、AIデータセンターおよび次世代ネットワークインフラの開発・検証の効率化を支援し、高性能でスケーラブルなAI基盤の普及に貢献していくとしている。