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キャリアコンサルティングが「LINE WORKS」を導入、チャットボットも積極的に活用

 ワークスモバイルジャパン株式会社(ワークスモバイル)は16日、株式会社キャリアコンサルティングが、全社員約160名にビジネスチャット「LINE WORKS」を導入したと発表した。株式会社USEN Smart Worksを通じて

 リーダー人材を育成する教育事業、新卒学生を対象とする職業紹介事業を展開するキャリアコンサルティングでは、従来、メールを中心として社内外のコミュニケーションを行っていた。しかし、社員が社外にいる場合、会社メールアドレス宛に届いたメールを確認できず、メール対応が遅延する課題があったという。

 そこで同社は、チャットを活用したコミュニケーション環境の構築に着手。複数のツールを試用した結果、LINE WORKSの正式導入を決めた。この理由としては、高いセキュリティ性を備える点、LINEと同じ操作感でITツールに不慣れな社員も簡単に利用できるなど、導入のハードルが低い点を挙げている。

 またキャリアコンサルティングでは、トーク、ホーム、アンケート、DriveなどLINE WORKSの持つさまざまな機能を活用し、全社員が瞬時に情報を共有できる環境を整備。さらにシャドーITを防ぐため、導入後の業務連絡は必ずLINE WORKSで行うことをルールとし、BYODでの利用も許可している。

 このほか、チャットボットの開発・活用にも積極的に取り組んでいるとのこと。LINE WORKSのAPI連携を活用し、社内システムと組み合わせて、勤怠管理システムにログインすることなくチャット上で勤怠を入力できる「勤怠Bot」を利用することにより、社員の出退勤時間の入力忘れ防止に貢献。総務部の出退勤時間確認業務の軽減にもつながっているとした。

 チャットボットはこれ以外にも、社員のITリテラシー向上のためにITセキュリティテストを毎月自動配信する「セキュリティミニテストBot」、社員の昼食(お弁当)数の確認集計作業を軽減する「弁当予約Bot」、顧客からの問い合わせを担当者に自動通知する「会員情報Bot」が運用されているとのことだ。