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チームスピリットの業務支援クラウドサービス「TeamSpirit」、フォトシンスのクラウド型入退室管理システムと連携

 株式会社チームスピリットは17日、自社のクラウド型業務支援サービス「TeamSpirit」と、株式会社フォトシンスのクラウド型入退室管理システム「Akerun入退室管理システム」との間で、APIによる連携サービスを提供開始すると発表した。両サービスの契約ユーザーは、同日より、Web管理画面「Akerun Manager」上から連携サービスを無料で利用できる。

 TeamSpiritは勤怠管理、就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議(りんぎ)、社内SNS、カレンダーなど、社員が毎日使う社内業務を一元化して提供するクラウドサービス。複数の機能が連携しているため、出社から退社まで、働く人に関する活動情報が自然に集まる仕組みになっているとのことで、これらのデータを分析して働き方を可視化することで、社員が取り組むべき重要な活動を洗い出し、生産性の向上につながる効果的なタイムマネジメントを実現できるという。

 一方のAkerun入退室管理システムは、後付け型スマートロック「AkerunPro」または「Akerunコントローラー」を用いた入退室管理システム。これらのスマートロックをドアに後付けで設置すると、スマートフォンアプリやNFC対応ICカードを使った施錠・解錠が可能になる。またAkerun Managerから鍵権限の付与・はく奪を行え、クラウド上での権限管理や履歴管理を実現するとした。

 今回の連携では、Akerun入退室管理システムで取得されたオフィス入退室時間のデータが、TeamSpiritの打刻情報として自動的に登録されるようになる。これにより、社員の勤怠入力の手間を削減できるほか、打刻の入力忘れが減るため、社員の労務管理効率化に役立てられるという。

 加えて、社員マスタ情報のAPI連携により、TeamSpirit上で登録した社員情報を、Akerun入退室管理システムの管理ツールである「Akerun Manager」へ自動で追加可能になるとのことだ。

 なおチームスピリットでは、この連携サービスを活用することで、2019年4月から順次施行されている働き方改革関連法で義務化された「労働時間の適正把握」に対応可能になるとアピールしている。