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クラウド型業務支援サービス「TeamSpirit」、年次有給休暇取得義務のアラート設定を可能に

 株式会社チームスピリットは21日、クラウド型業務支援サービス「TeamSpirit」の新版として、「TeamSpirit Summer'20」の提供を開始した。

 TeamSpiritは、勤怠管理や就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議(りんぎ)、社内SNS、カレンダーなど、社員が毎日使う社内業務を一元化して提供するクラウドサービス。複数の機能が連携して動作することで、働く人に関する活動情報が自然に集まる仕組みとなっており、収集したデータの分析により働き方の可視化を行えるという。

 新版となる「TeamSpirit Summer'20」では、働き方改革関連法より施行された“年次有給休暇年5日取得義務”への対応強化のため、年次有給休暇取得義務のアラート設定を追加した。

 従来は、労務管理者が従業員の年次有給休暇取得状況を閲覧し、必要に応じて従業員へ通達や指示を行う必要があったが、年次有給休暇取得義務を達成できない可能性がある従業員に対して、警告を通知できるようにすることで、年次有給休暇の取得促進が可能になったとしている。

 このほか、不具合の修正やパフォーマンス改善、個別のユーザーの要望に応じた軽微な機能修正などを実施したとのこと。