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SaaS型業務プラットフォーム「TeamSpirit」新版、働き方改革関連法や消費税法改正に関連したアップデートを実施

 株式会社チームスピリットは23日、勤怠管理、経費精算、工数管理などの機能を統合したSaaS型業務プラットフォーム「TeamSpirit」の新版として、「同 Summer'19」を提供開始したと発表した。

 TeamSpiritは勤怠管理、就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議(りんぎ)、社内SNS、カレンダーなど、社員が毎日使う社内業務を一元化して提供するクラウドサービス。複数の機能が連携しているため、出社から退社まで、働く人に関する活動情報が自然に集まる仕組みとなっており、収集したデータを分析して働き方を可視化することで、社員が取り組むべき重要な活動を洗い出して、生産性の向上につながる効果的なタイムマネジメントを実現するという。

 今回の新版では、まず、年次有給休暇の年5日取得義務対応に関する機能強化を行った。前バージョン「Spring'19」のアップデートでは年次有給休暇年5日取得義務への対応を行っていたが、今回はさらに、年次有給休暇管理簿に利用可能な、社員の有休取得状況レポート機能を追加した。加えて、有給休暇取得義務日数に達していない社員のみを一括で確認できるようにしている。

有休取得状況レポートのイメージ

 また、2019年10月より施行される消費税法改正と軽減税率に対応。税率の選択可能な費目において、「税率10%」を選択可能としたほか、費目ごとに「税率0%」を含む任意の税率を設定できるようにした。さらに、軽減税率に応じた税率8%固定の費目も作成可能になっている。

 加えて、社内リーダー向けの機能「TeamSpirit Leaders」もアップデート。シフト管理画面デザインのデザインを改善したことに加えて、シフト管理機能の部署指定において、部署の簡易検索機能が追加されている。