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アライドテレシス、スイッチ/ルータ製品向けファームウェアの新版をリリース

コアスイッチの管理機能やルータのDPI機能などを強化

 アライドテレシス株式会社は26日、スイッチ/ルータ製品のファームウェア「AlliedWare Plus(AW+)」の新版「同 Ver.5.4.9-1.1」をリリースし、同日よりWebサイトからのダウンロードサービスを提供すると発表した。

 今回の新版では、コアスイッチ「AT-x950シリーズ」において、ネットワーク統合管理ソリューション「AMF(Autonomous Management Framework)」のメンバー装置や、無線LANアクセスポイントの管理台数を拡張した。追加ライセンスを導入することにより、これらの管理台数を最大180台まで拡張できる。

AT-x950シリーズのひとつ、AT-x950-28XSQ

 また、スイッチ「AT-x950」「AT-x930」「AT-x510」の各シリーズにおいて、VLANタグを2重に付加するダブルタグVLAN(VLANスタッキング)と、VLANトランスレーションの併用に対応しました。この拡張により、ダブルタグVLANの内側タグVLANのVIDが変更可能となり、ネットワークの設計変更や追加が容易になるという。

 このほか、セキュアVPNアクセスルータ「AT-AR4050S」「AT-AR3050S」のルータ機能が強化され、EntityごとのDPI(Deep Packet Inspection)の統計情報の表示や、DPIエンジンからの検索によるアプリケーションの詳細表示を可能にしている。

AT-AR4050S

 なお、今回の新版提供に伴って、x950シリーズ用AMFマスターライセンス「AT-x950-AM360L」、無線LANコントローラライセンス「AT-x950-WL180」、無線チャンネルブランケットライセンス「AT-x950-CB180」、x530/x530Lシリーズ用OpenFlow機能ライセンス「AT-x530-FL15」「AT-x530L-FL15」、GS980MXシリーズ用AMF-SEC Readyライセンス「AT-GS980MX-FL16」が、8月27日より出荷開始されるとのことだ。