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ビジネスチャット「WowTalk」、日報機能やGoogleカレンダー連携機能などを改善

 ワウテック株式会社は11日、ビジネスチャット「WowTalk」内の標準機能である「日報」と、Googleカレンダーとの連携を実現する「カレンダー機能」をアップデートしたと発表した。いずれも、スマートデバイス向けのアプリをアップデートすれば利用できるという。

 WowTalkは、直感的な操作性で利用できるビジネスチャット。トーク/タイムライン/通話の3機能に加えて、業務をスムーズにするタスク管理機能、企業のポリシーに応じて管理者がセキュリティ設定を行える機能などを搭載している。

 今回アップデートされた日報機能は、日報や週報、月報のような、あらかじめフォーマットが決まった定期的な報告業務に利用できる機能。報告業務で発生する「提出」「確認」をシンプルに行えることをコンセプトとして提供されており、テンプレートに沿ってテキストを入力するだけで日報の作成が完了するほか、提出状況の「確認済み」「未確認」のログを残せるため確認担当者も確認の抜け漏れを防ぐことができる。

 従来、この日報機能は使い勝手を優先し、提出者は「(確認者の)宛先を選び」「日報の文章を送信」という仕組みになっていたが、今回はサイトへのリンク遷移が追加され、より柔軟に日報を記入できるようになったという。

 また、メンバーの増員などに伴う宛先の増加が発生した場合でも、宛先情報を折りたためる(表示を省略できる)ように変更し、日報の本文をより確認しやすくした。さらに、確認者が日報の内容に応じて提出者にトークを送信できるよう「提出者とトーク」ボタンを新たに追加している。

 一方のカレンダー機能は、メンバーが利用しているGoogleアカウントと連携することで、自分の予定ないし同僚の予定をWowTalk上で確認できる機能。今回のアップデートではユーザーインターフェイス(UI)のデザインを改善し、より直感的に予定の有無を把握できるようにしたほか、予定一覧画面の上部に常時表示されていた「繰り返し予定」を、月別カレンダーの中で予定の順に表示されるように変更。繰り返し予定日を把握しやすくした。