ワウテックのビジネスチャット「WowTalk」、標準機能の使い勝手を向上させるアップデートを実施

　ワウテック株式会社は23日、ビジネスチャット「WowTalk」の標準機能をアップデートしたと発表した。

　WowTalkは、直感的な操作性で利用できるビジネスチャット。トーク（チャット）／タイムライン／通話の3機能に加えて、業務をスムーズにするタスク管理機能、アンケートやカレンダー機能、企業のポリシーに応じて管理者がセキュリティ設定を行える機能などを搭載している

　今回は、日報やトーク、アンケート、タスク、カレンダーといった5つの標準機能において、機能追加や改善を行った。まず、日報をトーク上に共有できる「日報をシェア」機能を追加しており。例えば、業務進ちょく状況や商談報告などを日報に記載している場合、その日報をベースにトーク上で議論を展開するといった活用が可能になるという。

　また、トーク内に表示される「最下部ボタン」の使い勝手を向上させた。従来は、トークをさかのぼり、上に移動する時のみ表示され、下方向へ移動する際は表示されない仕様だったが、今回のアップデートにより、上下の移動どちらでも表示され、移動を止めて数秒後に自動的に消えるようになっている。

「日報をシェア」ボタンを追加

トーク内に表示される「最下部ボタン」の使い勝手を向上

　アンケート機能では、回答結果に加え、未回答者の一覧も表示されるようにした。従来は回答者のメンバーごとの内訳のみ表示していたが、未回答者を確認できるようになったことで、アンケートの回答率が低い場合などに未回答者へリマインドする、といった際に便利に活用できるとのこと。

アンケートの未回答者を確認可能に

　このほかカレンダーでは、トーク内でGoogleカレンダーの予定を作成できるようになった。従来は、WowTalkとGoogleカレンダーを連携させることにより、自身のスケジュールとメンバーのスケジュールを確認することができたが、今回のアップデートで、トーク上から新たに予定を作成できるようになっている。

　なお、グループトークでも個人トーク同様に予定を作成でき、自動的にグループメンバーが予定への参加として追加される。この際、全員がWowTalkとGoogleカレンダーを連携させている状態であれば、メンバーの空き時間から予定を作成できるとしている。