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グレープシティ、デモとヘルプを一新したJavaScript UIライブラリ「Wijmo 2019J v1」

和暦表示では新元号「令和」に対応

 グレープシティ株式会社は24日、業務アプリケーション開発に便利なUIコントロールを数多く収録したJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」において、新版「同 2019J v1」を提供開始したと発表した。

 Wijmoは、Webアプリケーション開発で利用するためのUIコントロールを数多く収録したJavaScriptライブラリ。AngularやReactといったフレームワークとも連携対応しており、高速/軽量で保守性の高いアプリケーションを開発できるという。

 今回の新版では、Wijmoの機能を試用できるデモアプリケーションとヘルプを、より使いやすく改善した。

 新しいデモでは、Wijmoに搭載されているグリッドやチャート、ピボットテーブル、ナビゲーションコントロールなど、数多くのサンプルを収録。ES6とAngular/Vue.js/Reactの各種フレームワークにおける実装方法を確認できる。また、デモ上で直接コードを編集し、そのコードを実行して編集の反映を確認することも可能だ。

 一方、新しいヘルプでは、Wijmoに搭載されている全コントロールの基本的な使用方法をサンプルコードと公開している。

 加えて今回は、ユーザーからの要望に応える新機能の追加・強化も行った。例えば、グリッド表示コントロール「FlexGrid」では、検証エラーの発生時に、背景色などを利用してわかりやすく通知できるツールチップの表示に対応。列ヘッダーを含む、任意の行/列のスタイル変更も可能になった。

 チャートコントロール「FlexChart」では、2つの折れ線で囲まれた領域を塗りつぶす「範囲面チャート」を搭載し、より訴求力の高いデータ表示を実現しているとのこと。

 このほか、和暦表示においては、新元号「令和」が新たにサポートされている。

 なお、Wijmoは年間サブスクリプション方式で提供されており、価格は、1ユーザーライセンスあたり年額12万円(税別)。