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グレープシティ、JavaScript UIライブラリ「Wijmo」の新版をリリース

データグリッドコントロール「FlexGrid」に多数の機能を追加

 グレープシティ株式会社は1日、業務アプリケーション開発に便利なUIコントロールを数多く収録したJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」について、新バージョンの「Wijmo 2020J v1」をリリースした。

 新バージョンでは、フレキシブルなデータ表示を可能にするデータグリッドコントロール「FlexGrid」に、ボタンやハイパーリンク、画像などをセルに表示できる「カスタムセルの生成」機能を追加。これにより、セルの表示内容をさまざまな要件に合わせてカスタマイズできるようになった。このほかにも、「チェックボックスで列を選択」や「ラジオボタンセルの表示」など、多くの機能を追加した。

Wijmo 2020J v1

 また、80種を超えるチャートタイプでデータを表示する「FlexChart」には、損益分岐点チャートを表示できる機能を追加した。これらの機能の追加や強化のほか、JavaScriptフレームワーク「Angular」の最新バージョン「V9」に対応。ReactやVue.jsといった、エンタープライズWebアプリケーション開発で多く活用されているJavaScriptフレームワークもサポートしているため、グリッドやチャート、入力などの高機能なコントロールを各フレームワークで利用できる。

 Wijmoは、1年定額制のサブスクリプション方式での販売となり、最上位エディション「Wijmo Enterprise」の初回費用は、1ユーザーライセンスが13万2000円(税込)。