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ワークスモバイル、スマホ向け機能を大幅に強化したビジネスチャット「LINE WORKS 2.5」

 ワークスモバイルジャパン株式会社(以下、ワークスモバイル)は26日、ビジネスチャット「LINE WORKS」の新版「同 バージョン2.5」を提供開始したと発表した。スマートフォン向け機能を大幅に向上させているという。

 LINE WORKSは、LINEの兄弟会社であるワークスモバイルが開発・提供している、法人向けのクラウドチャットサービス。LINEとほぼ共通した使いやすいインターフェイスを備えているため、特別な教育をすることなく、直感的に利用できる点が特徴で、ビジネスチャットや音声/ビデオ通話を行える「トーク」機能、掲示板で情報を共有できる「ホーム」機能、メール、カレンダーなどのグループウェア機能を利用できる。

 今回の新版では、まず、スマートフォンアプリのトーク機能(チャット)において画像編集を可能にし、送受信する画像に対してトリミングや回転、ペン入れを行えるようにした。これにより、例えば、店舗におけるキャンペーンの展示内容や、現場における機器の故障箇所の伝達など、画像を使ったコミュニケーションが求められる場合に、より細かな情報伝達が可能になる。

 また、アプリのトークルーム内の検索機能を改善し、「キーワード検索」に加えて日付による検索を可能にしたことで、各トークルーム内で過去にやり取りした特定のメッセージや資料を、キーワードや日付を指定して簡単に探せるようになっている。

 一方、管理者向けの機能としては、これまでPCのみで可能だった外部LINE WORKSユーザーやLINEユーザーとのトーク連携機能(以下、外部トーク連携)の設定を、スマートフォンからも行えるように改善した。これにより、スタッフの急な部署移動などによって外部トーク連携の設定変更や解除が必要になった場合も、スマートフォンから即座に対応できるという。

 さらに、ホーム機能(掲示板)における掲示板作成やメンバー管理など、従来はPCでしかできなかった設定をスマートフォンから行えるようにしている。

 このほか、LINEユーザーが含まれる複数人トークルームのルーム名を変更できる機能を追加したり、ノートのコメント作成にメンション機能を追加したり、ブラウザ版の監査ログを拡張したりするなど、PC向けモバイル向けともに、さまざまな機能強化が行われている。

トークルーム内検索と画像編集