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ノーコード開発ツール「CELF」、SAP ERPとのAPI連携を実現するオプションを提供
2026年3月16日 08:00
SCSK株式会社は12日、ノーコード開発サービス「CELF(セルフ)」のオプションとして、SAP ERPとのAPI連携を実現する「SAPデータ連携部品」を提供開始すると発表した。これにより、財務会計、管理会計、購買在庫管理などのSAPシステム周辺でExcelを利用して行われている集計・分析業務を効率化するという。
CELFは、Excelに似た操作性で業務アプリを作成・利用できるノーコード開発ツール。Excelファイルをベースとしたアプリ作成にも対応するほか、前述の通り、見た目や操作性がExcelに似ているため、利用者の抵抗感が少ない点も特徴という。
このCELFでは、各種ERPとのデータ連携を通じて、現場固有の業務要件(独自フォーマットの帳票作成や複雑な集計・分析業務など)に対応してきたが、今回は新たに、SAP製品とのデータ連携部品を追加した。
昨今のSAP製品では、SAP S/4HANA Cloud Public Editionなどのクラウド版を中心に、標準機能に業務を合わせる「Fit to Standard」が主流となっているものの、日本企業が求める細やかな業務要件や慣習までは十分にカバーしきれず、現場では独自の入力や帳票作成のためにExcelが使用される場面がある。しかし、こうした場合に、CELFとSAPデータ連携部品を利用することにより、現場業務に適合しながら、ERP標準機能の価値を維持できるようになるとのこと。
具体的には、Excelと同じ見た目・操作性を持つCELF画面をフロントとして活用しながら、ERPデータの登録・更新・参照を行えるため、導入時の学習コストを抑えながら、現場に負担をかけない運用を実現可能。SAPシステム周辺業務の効率化に加えて、ERPデータと周辺業務データを組み合わせた高度なデータ利活用を実現できる。
また、SAPシステム標準では対応しきれない独自形式の帳票やレポートも、Excelのような感覚で柔軟に作成可能。SAPシステムの管理画面を使うことなく、直感的に操作できるCELFアプリ画面から入力・更新が行えるため、現場主導での業務改善を支援するとしている。

