ニュース

OSK、統合業務パッケージ「SMILE V」を機能強化・製品ラインアップ拡充

 株式会社OSKは、統合業務パッケージ「SMILE V(スマイル ブイ)」を機能強化するとともに製品ラインアップを拡充し、2月5日に発売する。

 SMILE Vの基盤部分については、PDFファイル作成機能を強化。売上伝票や請求書、給与明細書などの帳票を分割して出力でき、たとえば、得意先単位に請求書のPDFファイルを作成し、メール同封することで業務の効率化を実現する。また、業務予定と組み合わせることで、請求書PDFファイル作成を指定日に自動実行する運用も可能となる。

 プレビュー機能については、プレビューデータに四角形や楕円、矢印、線、文字列を配置して加工したり、選択した範囲の文字列を塗りつぶす「マスキング機能」を追加。連続ページ表示モードや自動ページ送りモード、文字列検索機能といった、確認作業をサポートする機能を追加した。

 また、会社統合管理として、別々の会社で管理するグループ会社の実績や予算、残高を合算しグループ全体での数字を把握できるようになり、グループ会社間で共通するマスターデータを各会社に配布し、誤り・不正の防止、作業の効率化を図ることが可能になる。

 また、SMILE Vの第一弾として2017年9月にリリースした販売・会計・人事給与の各モジュールに加え、CTIシステムや顧客管理システム「CRM QuickCreator」、開発ツール「Custom AP Builder」を新たに提供する。

 また、個別の作り込みによるコストアップを抑えるために、製造業、建設業、運輸業、アパレル業、鋼材卸業、食品卸業など、幅広い業種・業態に合わせた業種系テンプレートを用意。統合型グループウェア「eValue NS 2nd Edition」との連携にも対応する。

SMILE Vシリーズの業務連携