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OSKの統合業務パッケージ「SMILE V」新版、労務管理支援やRPA対応などを強化
2019年5月23日 16:05
株式会社OSKは23日、労務管理支援機能などの強化を行った統合業務パッケージ製品群「SMILE V」の新版を、5月28日に提供すると発表した。
SMILE Vは、基幹業務システム「SMILE」の最新製品で、販売や会計、人事給与を中心にさまざまなモジュールをラインアップする。また2018年11月からは、ワークフロー、ドキュメント管理などを利用できる情報系モジュールも提供されているとのこと。
今回は、“働き方改革”の進行を支援するさまざまな強化が行われており、まず、人事給与システム「SMILE V 人事給与」では、労務管理の支援機能として、有給休暇の取得日数が少ない従業員、残業時間の多い従業員などのチェックを行える帳票を用意した。これにより、勤怠状況の簡易確認を可能にしている。
また、人事労務担当者の作業負荷となっている煩雑な社会保険徴収業務を軽減するため、従業員の家族の健保扶養状況と年齢に応じて介護保険徴収対象を一括設定する機能を新たに搭載した。
開発ツール「Custom AP Builder」では、SMILE V内の操作を記録・再生するSIer向けツールを新たに提供。SIerによるカスタマイズを通じて、RPA機能による業務の自動化範囲を拡張できるので、総労働時間を抑えながらも、従来以上に効率的な業務の遂行が可能になるとしている。
そのほかにも、「SMILE V 会計」「同 人事給与」において、ゆうちょBizダイレクト対応による従業員への振込業務の効率化を実現するなど、さまざまな機能強化を行っているとのことだ。
価格例(税別)は、「基準情報」が10万円から、「販売モジュール」が50万円から、会計モジュールと給与モジュールが各25万円から、人事モジュールが40万円から。RPA機能およびCustom AP Builderは、「基準情報」に含まれている。