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大塚商会、基幹業務システム「SMILE V」とクラウドサービスをAPIで連携させるソリューション

第1弾としてチャットボット連携を提供

 株式会社大塚商会は23日、グループ会社である株式会社OSKのオンプレミス型基幹業務システム「SMILE Vシリーズ」と、各社のクラウドサービスをAPIで連携させるサービスを提供開始すると発表した。

 今回発表されたサービスでは、SMILE Vシリーズ専用のAPI連携基盤サービスとしてJBアドバンスト・テクノロジー株式会社(JBAT)が開発した「Qanat Universe API-Connect」を採用。AIチャットボット、経費精算、勤怠管理など、さまざまなクラウドサービスと連携する運用(つなぐシナリオ)をあわせて提供する。

 これによりSMILE Vシリーズのユーザーは、クラウドサービスとのシームレスなデータ連携が可能になるため、重要な基幹業務システムをオンプレミス環境に置いたまま、各種クラウドサービスでのデータ活用が可能になるとした。

 なお第1弾としては、「チャットボット for SMILE」を4月24日に提供開始する。OSKが開発したAIチャットボットを介して、基幹業務システム「SMILE V 販売」の得意先・仕入れ先情報や商品情報、売上情報を、外出先からスマートフォンを使って簡単に検索・参照できるようになるとのこと。

 価格は、基本10ユーザーの場合で月額2万円、追加5ユーザーごとに月額1万円。別途9000円の初期費用や、SMILE V 販売のライセンス料金、設定料、保守料金などが必要になる。