週刊データセンターWatch:

GLP、データセンター事業のブランドとして「Ada Infrastructure」を制定

 GLP Pte Ltd.は、グローバル展開するデータセンター事業のブランドとして、新たに「Ada Infrastructure」を立ち上げたと発表した。元Microsoft幹部のJennifer Weitzel氏がプレジデントとしてブランドを統括する。

「Ada Infrastructure」のロゴ

 GLP Pte Ltd.は物流施設開発や不動産投資などで知られる企業で、本拠地はシンガポール。日本では現地法人として日本GLP株式会社が活動しており、2022年3月からはデータセンター事業も国内で本格化させている。

 新ブランドの「Ada Infrastructure」のネーミングは、世界初のコンピュータープログラマーと称されるAda Lovelace氏にちなんだもの。ブランドのプレジデントであるWeitzel氏は「彼女の精神を受け継ぎ、私たちは地域社会と地球に良い影響を与えつつ、世界を変える企業の増大するITニーズに全力で応える」としている。

Ada Infrastructureではすで7カ国で、ハイパースケーラー向けデータセンターなどを運用。850MW以上のIT電力容量を確保しているが、将来的にはこれを1500MW以上へ拡大させたいとしている。