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アステリア、ノーコードでデータレイクハウスと連携する「Databricksアダプター」を提供

 アステリア株式会社は20日、企業向けデータ連携製品「ASTERIA Warpシリーズ」と、データレイクハウス「Databricks」を連携する「Databricksアダプター」を提供開始すると発表した。

 ASTERIA Warpは、さまざまなシステムやサービスを連携させ、業務の自動化・効率化、データの活用を実現するデータ連携ツール。ノーコードで設計・開発を行えるため、専門的な知識がなくても利用できる点が特長という。一方のDatabricksは、高速なデータ分析やAI・機械学習の活用などを実現するデータレイクとデータウェアハウス(DWH)を統合したクラウドネイティブなプラットフォームである。

 今回はさらなるデータ活用に向けて、企業内に蓄積された多様なデータやAIツールを、「ASTERIA Warp」を介してノーコードでDatabricksと連携可能なアダプターを開発した。このアダプターと、すでに提供されている100種類以上の「ASTERIA Warpアダプター」を組み合わせて活用することにより、企業内の各システム、事業所、部門に分散していたデータ、基幹システムやクラウドサービス上のデータをDatabricksに統合できるとのこと。

 Databricks上に統合することで、AIによる高度な分析・推論を行う基盤を短期間で構築可能。BIツールや各種AIサービスとも組み合わせることにより、予測精度の向上や迅速な意思決定を実現するとしている。