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日立ソリューションズの就業管理システム「リシテア」、「カオナビ」との連携に対応

勤怠情報と人材情報を「カオナビ」の画面上で一元的に把握可能に

 株式会社日立ソリューションズは20日、自社の就業管理システム「リシテア/就業管理」(以下、リシテア)と、株式会社カオナビのタレントマネジメントシステム「カオナビ」が、10月21日からシステム連携を開始すると発表した。

 「リシテア」は、多様な雇用形態、勤務形態に対応した就業管理をオンプレミス、クラウドサービスの両方で提供するソリューション。一方の「カオナビ」は、社員の経験、スキル、評価などの人材データを一元管理することにより、戦略的な人材配置や育成を支援するタレントマネジメントシステムである。

 今回は、「リシテア」が取得する300以上の勤怠データから連携項目を自由選択し、「カオナビ」に連携する機能を提供する。これにより、従業員の勤怠情報と人材情報を「カオナビ」の画面上で一元的に把握できるようになるという。

 また、データドリブンで働き方やメンタルヘルスの傾向、スキルなど、従業員のパフォーマンスに関する課題を分析できる環境も整備される。例えば、残業時間や資格取得状況、評価などをクロス分析し、従業員や組織が抱えている課題を発見することにより、面談実施や研修設計、人材配置など、効果的なマネジメントに生かせるとのこと。

 なお両製品・サービス間の連携は、API連携およびCSV連携に対応しており、企業の運用体制に合わせて柔軟に連携方式を選択可能。リアルタイムなデータ連携が求められる場合はAPI連携を、簡易な運用や段階的な導入にはCSV連携を利用できるとしている。