ニュース

アステリアとシステナ、HENNGE Oneとの連携アダプターを「ASTERIA Warpシリーズ」向けに提供

 アステリア株式会社と株式会社システナは1日、アステリアの企業データ連携(EAI/ESB)製品「ASTERIA Warpシリーズ」のアダプターとして、HENNGE株式会社のクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」と、他システムとのID管理をノーコードで実現する「HENNGE One アダプター」を、システナが開発したと発表した。

 ASTERIA Warpは、さまざまなシステムやサービスを連携させ、業務の自動化・効率化、データの活用を実現するデータ連携ツール。ノーコードで設計・開発を行えるため、専門的な知識がなくても利用できる点が特長という。

 一方のHENNGE Oneは、働く環境を安全性と利便性の両面から支えるクラウドセキュリティサービス。Microsoft 365、Google Workspace、Boxなど、複数のクラウドサービスのID/パスワード統合と、アクセス制御による不正アクセス対策を実現する「IdP Edition」、脱PPAP対応策、標的型攻撃対策、メール誤送信/監査対応など、さまざまなメールセキュリティ機能を搭載する「E-Mail Security Edition」の、主に2つのエディションが提供されている。

 システナは今回、このHENNGE Oneを用いて、多様なシステムと連携したID情報の統合管理に対応するため、ASTERIA Warp向けに、ノーコードで簡単にID管理を実現する「HENNGE One アダプター」を開発した。HENNGE Oneと、ID情報を管理するシステムとのID連携をノーコードで自動化でき、システムからのID情報の取得~連携までも一連の流れで自動化可能なため、運用工数の削減や、転記ミスなどの防止といった効果を提供できるという。

 主な機能としては、HENNGE OneのID情報を登録、更新する機能や、HENNGE OneのID情報を削除する機能、HENNGE OneのID情報を取得する機能が提供される。

 価格は月額4万円(税別)から。別途、ASTERIA Warp本体のライセンス料金が必要となる。