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アステリア、JSONの処理機能を強化した「ASTERIA Warp」新版を提供

 アステリア株式会社は25日、企業データ連携(EAI/ESB)製品「ASTERIA Warpシリーズ」の新版「同 2506」を提供開始すると発表した。AIやクラウドサービスとのスムーズなデータ統合・連携を実現するため、JSONの処理機能を強化しているとのこと。

 ASTERIA Warpは、異なるコンピュータシステム間でデータを連携できるようにする企業データ連携ソフトウェア。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトウェアまで、多様なシステム間の接続とデータの変換を、複雑なプログラミングなしで行えるという。

 今回の新版では、AIやクラウドとの連携をスムーズに実現するために、JSONの処理機能を強化し、今まで以上に複雑なJSONデータの加工・変換に対応できる6種類の処理機能(コンポーネント)を追加している。

 またバージョン管理機能の改良により、Gitリポジトリとの連携において、一般的なGit利用手順が適用可能になったため、チーム開発における生産性が向上。さらに、ASTERIA Warのバージョンアップを手軽に実行できる移行ツールが拡張されており、旧バージョン(2306、2312)からの移行に対応した。アステリアでは、長期的なシステムライフサイクルにおけるデータ連携基盤としての活用が強化されたとしている。