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大崎コンピュータエンヂニアリング、メールアドレスを追加するだけで効率的な運用の自動化を実現する「OCE ONGR」
2025年10月21日 17:08
株式会社大崎コンピュータエンヂニアリングは21日、運用自動化ツール「OCE ONGR(おにぎり)」(以下、ONGR)のサービス提供を開始したと発表した。メールのフィルタリングから対応状況の把握、担当者への電話通知までを自動化できるため、重要アラートを見逃すリスクを最小限に抑え、迅速な初動対応を実現するという。
「ONGR」は、オンプレミス/クラウドを問わず、幅広い環境における監視運用のフローを自動化するSaaS。アラートメールの内容に応じて対応フローを自動化する「アラート管理機能」を備えており、特定条件に該当するメールをフィルタリングして、対応状況を一元管理することができる。また、未対応アラートが検出された場合には、担当者へ自動で電話通知を行うことが可能だ。
フィルタリングキーワードや電話連絡先、静観設定などは、Webベースのダッシュボードから簡単に変更可能で、従来は必要だったメールや電話による煩雑な調整を不要にできるとのこと。なおダッシュボード上では、連絡先電話番号の登録、メールフィルタリング条件の設定、監視の一時停止(静観)設定、各種設定・登録情報の確認などを行うことができる。
また、導入は既存システムのメール送信先に指定アドレスを追加するだけで簡単に行え、追加機器や大掛かりな設定変更は不要としている。
このほか、ガバメントクラウド向けには、アラート管理機能で電話発信の対象となる登録キーワードを提案するオプションや、バッチジョブ管理でWindowsのイベントログにバッチの進行状況を記録するためのテンプレートを提供するオプションなども用意しているとのこと