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システムサポート、ServiceNowの利用環境を短期間で構築するサービス「Supportas Plus」

第1弾として、ITSMとSPMを対象とした導入支援を提供

 株式会社システムサポート(以下、STS)は20日、ServiceNowのクイック&ミニマムスタートを実現するオファリングサービス「Supportas Plus」を提供開始すると発表した。今回は第1弾として、ITSM(ITサービス管理)とSPM(戦略的ポートフォリオ管理)の利用環境を標準構築するテンプレートを提供する。

 「Supportas Plus」は、業務プロセスの複雑化やサイロ化、アナログ業務の属人化などといった課題を解決するために、ServiceNowの標準機能を短期間で導入できるように支援するサービス。ServiceNowはITILに準拠して設計されているため、標準導入によってその効果を実感できるが、STSでは「Supportas Plus」の標準導入に加えて、同社が長年の開発で培ったノウハウ・実績と、ServiceNowの標準プロセスを最大限活用したテンプレートを活用し、要件定義や導入にかかる期間やコストを最小化できるとのことで、最短1.5カ月での環境構築を実現するとした。

 また、将来的な領域拡大を視野に入れ、拡張性を担保して構築を行うため、導入後の機能追加や個別カスタマイズにも対応可能とのこと。

 なお、さまざまな機能を持つServiceNowのうち、今回はITサービスの管理・運用を最適化するためのITSMと、ビジネス成果を効果的に実現するためのタスクやリソース、コスト等の管理機能であるSPMを対象に、「Supportas Plus」を提供する。

 今後は、ITOM(IT運用管理)やSecOps(セキュリティ運用)、HRSD(HRサービスデリバリ)などの機能についても、順次対応を進めていく予定だ。