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システムサポート、ServiceNowとLINE、LINE Worksを連携させる問い合わせ対応アプリ「LINE-LINE WORKS Connector」

 株式会社システムサポート(STS)は6日、米ServiceNow、LINE株式会社のコミュニケーションアプリ「LINE」、ワークスモバイルジャパン株式会社(ワークスモバイル)のビジネスチャット「LINE WORKS」を連携させる、問い合わせ対応アプリ「LINE-LINE WORKS Connector」を開発したと発表した。ServiceNowが提供するビジネスアプリのマーケットプレイス「日本版ServiceNow Store」において、1月6日より提供を開始している。

 LINE-LINE WORKS Connectorは、ServiceNowのCustomer Service ManagementとLINE公式アカウント、およびLINE WORKSを連携させるアプリ。ServiceNowのフロントエンドにLINEを利用することで、ServiceNowのサービスを利用者(一般市民やコンシューマ)へ提供することが可能になるほか、バックエンドではLINE WORKSの利用だけで、LINE側の利用者とのコミュニケーションを取りつつ、ServiceNowの情報を参照、更新可能になるという。

 これを利用すると、ServiceNowのCustomer Service ManagementとLINEおよびLINE WORKSとの連携ベースを一から実装することなく、業務に応じたトークシナリオのみを検討・実装できる点がメリット。さらに、日ごろ使い慣れたSNS(LINEおよびLINE WORKS)の操作性を維持しながら、企業の持つServiceNowインスタンスにデータを投入できるので、利用者に対してはより良いUIを提供し、かつServiceNowとのシームレスな連携によって、対応履歴や分析に利用するための情報を管理できるとのこと。

 また、利用者ごとに異なる問い合わせ内容を迅速に個別対処することで、満足度の向上につなげられるとした。

 契約は、ServiceNowユーザーが契約中のCustomer Service Managementのユーザー数が対象となり、価格は1ユーザーあたり月額3000円。さらに、導入、カスタマイズ費用が別途必要となる。