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SCSKセキュリティ、APIセキュリティを強化する「WAAP SOC監視サービス」を提供

 SCSKセキュリティ株式会社は8日、F5ネットワークスジャパン合同会社(以下、F5)のDistributed Cloud WAAP(Web Application and API Protection)ソリューションを活用し、APIを対象としたSOC監視サービス「WAAP SOC監視サービス」を7月に提供開始すると発表した。

 F5 Distributed Cloud WAAPは、従来のWAF(Web Application Firewall)機能に加え、API固有の脅威に対応する多層防御を実現した、F5の統合型セキュリティプラットフォーム。多要素認証やポリシー制御、入力値検証、行動分析による異常検知などを通じて、ゼロデイ攻撃や内部不正からの保護を強化する。

 WAAP SOC監視サービスは、F5 Distributed Cloud WAAPを活用し、SCSKセキュリティの専門アナリストが24時間365日監視することで、WebアプリケーションおよびAPIに対する高度なセキュリティ対策を提供する。

 Webアプリケーションや従来のWAFでは防ぎきることが困難であった、APIへの攻撃に対する多層的な防御を実現。経験豊富なSCSKセキュリティの専門アナリストが、各企業の環境に合わせた脅威プロファイルを作成し、最新の脅威インテリジェンスと連携した高度な分析を実施する。

 インシデント発生時には、初動対応からフォレンジック調査、復旧支援、再発防止策の策定までを一貫して提供し、事業継続への影響を最小限に抑える。さらに、Web脆弱性診断やリテナーサービスとの組み合わせにより、診断で発見されたリスクをF5 Distributed Cloud WAAPで即時に防御し、APIセキュリティのライフサイクル全体を通じた強固な防御体制を構築する。これにより、単なる対症療法ではなく、根本的なセキュリティ強化を可能とする。