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システムサポート、業務実行管理基盤「Celonis EMS」の導入・活用支援サービスを提供

 株式会社システムサポート(以下、STS)は20日、独Celonisの日本法人であるCelonis株式会社とパートナー契約を締結したと発表した。STSでは、これに伴い、プロセスマイニングエンジンを搭載した業務実行管理プラットフォーム「Celonis Execution Management System(EMS)」の導入・活用支援サービスを提供開始する。

 「Celonis EMS」は、あらゆるシステムのイベントログデータを、プロセスマイニングエンジンを用いて可視化・分析することで、業務プロセスにおける非効率な業務を特定し、改善ポイントを導き出すプロセスマイニングプラットフォーム。企業はこれを導入することにより、業務システムからのイベントログデータの抽出や、従業員のデスクトップタスクからの行動データ収集などで、リアルタイムに業務プロセス全体の流れを可視化・分析できるようになるという。

 また、業務プロセスの中で改善すべき点を「Celonis EMS」が見つけると、タスクやワークフローなど、改善に必要な処理を従業員へ通知し、具体的なアクションの実行をサポートすることが可能。これによって、従業員がプロアクティブに業務プロセスの改善を進められるようになるので、従業員の日常的な改善行動の定着を実現できるとしている。

 また、改善結果はモニタリングが可能なため、KPIと目指す結果を設定して継続的なベンチマークを行うことにより、プロセスに関わる全メンバーの意思統一を図れるとのこと。

 STSでは、こうした特徴を持つ「Celonis EMS」の導入と活用を継続的に支援するほか、自社のさまざまなソリューション/プロダクトを用いて具体的な改善手段を提供し、顧客のビジネスモデル変革に寄与したい考え。特に、ServiceNowを活用して業務をエンドトゥエンドでシームレスに実行するデジタルワークフローと、Celonisによるプロセスマイニングの最適な連携を提供可能とのことだ。

プロセスマイニングのトランスフォーメーションサイクル