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エクスチュア、企業のSnowflake導入を支援するスターターパックを提供
2025年7月8日 16:31
エクスチュア株式会社は7日、データクラウドサービス「Snowflake」を企業がすぐに活用できるよう支援する「Snowflakeスターターパック」を提供開始した。
Snowflakeスターターパックは、Snowflakeの導入・活用をスムーズに進めたい企業向けに、短期間でのデータ分析環境構築を可能にする包括的なサポートを提供する。これにより、企業が最短で業務適用を実現し、データドリブンな意思決定を加速させられるようにする。
エクスチュアでは、近年、多くの企業がデータ活用の重要性を認識しながらも、「導入できるエンジニアが不足している」「適切な活用方法が分からない」といった課題に直面していると説明。そこで、より多くの企業がスムーズにクラウドデータ基盤を構築し、効果的にデータを活用できるよう、Snowflakeと連携し、スターターパックの提供を決定したとしている。
Snowflakeスターターパックでは、最短でSnowflakeを実装するためのレクチャー開催や、テンプレート活用による効率的な業務適用支援、Snowflake初期実装支援、データ分析基盤構築支援を提供する。
一般的なデータ基盤の構築が半年間から、広範囲に及ぶクラウドインフラ全体に習熟したエンジニアリソースが必要になるのに対し、Snowflakeおよびエクスチュアの支援を活用した事例では、1カ月間でベストプラクティスを取り入れた設計からMVP開発を開始、2カ月目にはスキルトランスファーを経て、顧客自身で主要業務への適用と複数組織のデータ受け入れを開始した。同時に、ビジネス側の要件が定まっていない部門に対しては、上流支援と活用テンプレート提供により、営業支援ダッシュボードを短期リリース。基盤構築とビジネス適用を推進したことで、データ活用の価値が早期に実感できたという。
Snowflakeスターターパックは、企業の機微や要件に応じて20万円(税別)からのプランを用意する。Snowflakeとエクスチュアは、今後も企業のデータ活用を支援するソリューションを展開し、より多くの企業がデータドリブンな経営を実現できるよう支援していくとしている。