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タレントマネジメントクラウド「カオナビ」、社内の膨大な文章データを整理・分析する新機能を追加

 株式会社カオナビは26日、クラウド型のタレントマネジメントシステム「カオナビ」において、社内の膨大な文章データを整理・分析する新機能「インサイトファインダー」を提供開始すると発表した。

 「カオナビ」は、人材情報を一元化し、社員ひとりひとりを見える化するタレントマネジメントシステム。収集したデータを人材データベースとして蓄積できるほか、それを利用した戦略的な人材活用を可能にするという。

 今回は同サービスにおいて、アンケートなどを通じて集約した社員の文章回答を、分解・整理・見える化することで、要点の把握や傾向の分析を支援する「インサイトファインダー」機能を新たに提供する。

 同機能では、分析したい対象項目を選択すると、単語の頻出度に応じて視覚的な強調やランキング表示(ワードクラウド/ワードランキング)が行われる仕組み。また、分析対象は最大5つまで選択可能で、アンケートを複数組み合わせるなど、複合的な分析にも活用できるとした。

 また、年齢や所属、雇用形態など、分析対象者の属性を絞り込んだ分析も行われるので、特定層の回答傾向を把握したい場合などに役立つとのこと。さらに、単語を起点に回答者やコメントを絞り込め、類似する回答を行った社員の共通点を探すなど、さまざまな側面から分析できるとしている。

 なお今後は、生成AIを用いた要約など、さらに機能を拡大していく予定だ。