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タレントマネジメント「カオナビ」、人的資本の情報開示に必要なデータを一覧表示できる新機能を提供

 株式会社カオナビは、タレントマネジメントシステム「カオナビ」において、人的資本の情報開示に必要なデータを一覧表示できる新機能「人的資本テンプレート」を、11月上旬より提供開始すると発表した。男性の育児休暇取得率や女性の管理職比率など、人的資本の情報開示に必要な数値をワンクリックで確認できるとしている。

 「カオナビ」は、人材情報を一元化し、社員ひとりひとりを見える化するタレントマネジメントシステム。収集したデータを人材データベースとして蓄積できるほか、それを利用した戦略的な人材活用を可能にするという。

 今回、「カオナビ」に追加された人的資本テンプレートは、人材データベースを集計し、男性の育児休暇取得率や女性の管理職比率、男女間賃金格差などの分析結果を、数値やグラフで表示するもの。人事担当者が手間なく人的資本の情報開示が行えるように、多様性の3指標をはじめとしたダイバーシティやインクルージョンに関連する情報、ISO30414に対応した項目など、全14種類のテンプレートが用意されている。

 テンプレート形式で提供されることから、項目に合わせて、棒グラフ、円グラフなど適切な形式が決まっており、担当者がグラフを選択したり計算方法を調べたりする必要がないため、容易に利用できる点が特徴。また、ドラッグ&ドロップの簡単な操作でオリジナルのダッシュボードを作成することも可能という。

 また、データの可視化だけにとどまらず、改善をサポートする設計になっており、例えば、男性育児休暇取得率の場合、未取得の理由を記載できるようになっている。これを集計してグラフ化することも可能なため、改善施策が検討しやすいとした。